今日のニュース

−「げきを飛ばす」「姑息」「ぶぜん」について、70%前後の
人が本来の意味とは異なる意味で理解している事が29日、文化
庁の日本語に関する世論調査で分かった−


げきを飛ばす
○ 自分の主張や考えを広く人々に知らせる (正解率15%)
× 元気の無いものに刺激を与えて、活気づける


姑息(例文 姑息な手段)
○ 一時しのぎ (正解率13%)
× ひきょうな


さわり (例文 話のさわり)
○ 話などの要点 (正解率31%)
× 話などの最初の部分


ぶぜん (例文 ぶぜんとして立ち去った)
○ 失望してぼんやりとしている様子 (正解率16%)
× 腹を立てている様子


今日は地域ニュースではないのだが、私自身衝撃を受けたので
掲載。
何としたことか、私も上記ぜーんぶ誤って使っていた!
日頃若年層の言葉遣いとか、ボキャブラリーの貧困さとか
リアル鬼ごっこ」のヘンな日本語に苦言を呈しておきながら、
このザマである。
ああ、もっと本を読まなければ、と猛反省している。


が、そんな自分の浅学を棚において、この記事を掲載した
新聞で気になったこと。
なぜ、「檄」「卑怯」「憮然」が「ひらがな」なのか。
以前から「なんか新聞って年々ひらがなが多くなるよなあ」
と思っていたのだが、この機会に調べてみると、「常用漢字
でないものは全て「ひらがな」という決まりなんだそうな。
だから「ら致」とか「破たん」とか、妙な「かな入り熟語」
(これは私の造語だが)を目にするわけだ。
ご興味のある方はこちらをご覧ください。
http://f27.aaacafe.ne.jp/~aifuru/kango01.htm