今日のニュース

−「散歩学」など多彩に−
−来月29日まで 市街地全体が会場−


金沢市中心市街地を広大な博覧会場に見立てて行われる
「かなざわ・まち博2004」が31日開幕した。
5年目を迎えた今年のスローガンは「金沢に親しみ、金沢に
誇りを持とう」。30日には市内44箇所工芸品店や名所に
「認定スポット」のペナントが掲げられ、郷土愛を育み
交流の輪を広げる祭典の準備が整った−


今年で5年目との事だが、実は私、このようなイベントを
実施していたことを今まで知らなかった。
石川県に限らず、クルマ社会は「町並み」を散策する機会を
奪ってしまったように思える。買物は郊外の大型店で済ませ
てしまうので、かつての繁華街は、どんどんさびれてゆく。
この仕事を始めてから、その中心市街地を訪れる機会が増え
たのだが、なるほど歩いてみると、創業文政年間の醤油屋
さんとか、涼しげな用水沿いの小路とか、金沢はなかなか
面白い街だと改めて気が付いた。
「まち博」は観光イベントよりも、「ふるさと再発見」、
つまり地元消費者の中心市街への還流を図るもののようで、
私もこの機会に「認定スポット」めぐりでもしてみようと
思っている(メルマガのネタにもなるし)。