地元最大の祭り

土曜日、メルマガのネタにと地元小松市の「お旅祭り」を見学。
子供の頃からよく見知っているはずなのに、地元の祭りをこう
して客観的に見ると、その「いわれ」とか、上演される子供
歌舞伎については、何にも知らなかったんだなあ、と気づかされ
ます。
それもそのはず、子供にとって「祭り」は学校が半休になって、
小遣いもらって、露天でインチキくじを引くことがすべてでした
から。
でも、市が観光施策としてどんどんその規模を拡大してゆくのは
どうなんだろう。
以前は各町会が持ち回りで、狭い路上に曳山(山車)を引っ張り
だしてただけが、最近は「八基曳揃え」とかいって駅前広場に
全部集結させ、TV中継まで入って、すっかり大イヴェントと
化しています。確かに昔ながらに素朴にやってるだけでは、
どんどん寂れてゆくだけなんだろうけど、地元の祭りって、この
「寂れ感」がイイんだけどな、と勝手なことを思ってしまったの
でした。