今年のお盆は

世間はお盆休み、【いしかわや】も取引先がお休みになるので、14
〜16日の出荷はなし。
受注業務は平常通りなので遠出は出来なかったが、近場でプチ連休
気分を味わう。


14日(土)は奥さんも休みだったので、2人で「石川大中国展」に
行ってきた。といっても博物館のお宝が拝めるわけではない、物販
中心の催事である。
私たちのお目当ては、横浜中華街の出店、牡丹園の点心食べ放題。
税込み1,050円えび餃子や春巻、ちまきなどがお腹一杯に食べられ
たので、コストパフォーマンスはまずまず、なのだが設備の関係で
紙皿、紙コップ、お茶もペットボトルから注いでください、とやや
簡素過ぎるサービスがちょっと残念。
全般的に塩味が濃い目で、あれ、こんな味だったかな、とも思った
が、これはまあ、最近私の食生活が(年齢とともに)どんどん薄味
になっているので、そのせいかも知れない。


15日(日)は旧盆、我が家でも墓参、お寺でお経をあげてもらい、
親戚の集まり、というパターンが毎年恒例となっている。
朝かなり涼しかったので、長袖シャツを着て外に出ると、果たして
国道の外気温計は22℃、天候曇りと絶好のお参り日和である。
親戚が集まると、我が家のルーツ、没交渉となっている縁者の話
になるのも毎年恒例。
その舞台となるお寺は、辰口町灯台笹(とだしの)というかなり
「のどかな」所にあるのだが、これが「子供が夏休みに行くおじい
ちゃんち」のイメージそのまんまで、周囲は田畑、裏手は竹薮の
小山、土蔵があって、庭に巨木があって、広い縁側があって、間近
にせみの声が聞こえてくる。私の子供の頃から30年(いや、私の父
が子供の頃から)ほとんど変ることの無いロケーションなのである。
土蔵の壁土が「いい感じ」だったので、ホームページの壁紙など
素材に使えないかとデジタルカメラで何カットか撮影してみた。
94歳の祖母ともしばらく振りに逢うが、相変わらずのお達者ぶりで
一安心。思い出話で「ジェーン台風」とか出てきたので、実家の
パソコンからネットで詳細情報(昭和25年、死者398人、行方不明
者141人など)を調べると「何でそんなことがわかるんや?」と
大変驚いていた。「これは電話線で世界中のコンピュータと繋がっ
ているから、大抵のことは調べられるんだよ」などと説明すると
「おとろしや〜(おそろしや〜)」。祖母は「おとろしい」という
言葉を良く使うが、これは「すごい」という意味のようである。
この他、カメラ付き携帯なども彼女にいたく感銘を与えていた。
「もっと勉強せんとな〜」とどこまでも前向きなその姿勢、全く
大したお人である。
ちなみに彼女が生まれた明治43年(1910年)、ハレー彗星接近で
世界的なパニックが起きたり、あの「リング」の元ネタとなった
御船千鶴子の「千里眼」が話題となっていたそうな。


16日(月)日中ずっとCGIプログラムと格闘。webアンケートページ
が上手く動かず、8時間掛けて出た結論は「ホームページビルダー
を使うとプログラムが壊れる」。ビルダーの「自動構文修正機能」
をオフにしておけば大丈夫と思っていたのだが、そうでは無かった。
結局ソースをメモ帳で編集し、解決。
そろそろ上位ソフト(Dreamweaver MX 2004等)も考えなければ
ならないのだけれど、習熟の時間と高価な事で、未だ手が出せ
ないでいる。