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−悪魔と合体したヒーローの孤独な闘いを描き、1970年代に一世を風靡
した永井豪さん(59)=石川県輪島市出身=の漫画「デビルマン」の実写版
映画が公開中だ。今年は「キューティーハニー」なども相次ぎ映画化。
約30年の時を超えて、「永井豪の世界」が、よみがえりつつある。
「デピルマン」は悪魔の体と人間の心を持つ不動明が主人公。72年に
連載が始まり、ハルマゲドン(世界最終戦争)へと至る壮大なストーリーや、
武器を持って悪魔的本性を現す人間の描写が、勧善懲悪が普通だった
漫画界に衝撃を与えだが、あまりのスケールの大きさから実写化不可能」
といわれ、ハリウッドからのオファーも「違うイメージで描かれるから」(永井
さん)と断ってきた。
今回、実写を可能にしたのはCG技術の進歩と、世界情勢の変化。
「戦争のニュースが次々に入ってきて、デビルマンの世紀末的世界観が
理解されやすくなってきたことも見逃せない」と永井さんは言う。
メガホンを取ったのは那須博之監督。主演には人気アイドルの伊崎央登
さん、右典さんの双子を起用、永井さんの注文を受けて原作のテーマを
ほぼ忠実に盛り込んだ。
福岡市で9月末に開かれたアジア太平洋映画祭で上映された際には、初
めて知る「デビルマン」のダークな世界に悲鳴を上げる若い女性客もいた。
永井さんは「闘いの果てに破滅があることなど、警鐘的な意味合いを感じ
取ってほしい」と話す。
今年はこのほか、アンドロイド美少女が悪と闘う「キューティーハニー」が
庵野秀明監督、佐藤江梨子さん主演で映画化されヒット。お色気全開の
けっこう仮面」もシリーズで製作され、順次公開されている。
「普通じゃつまらない。いつも逆転の発想から漫画を描いてきた」という永
井さんにとっては、正義と悪が入り乱れるデビルマンも、戦うヒロインの先
駆けハニーも、一種のファンタジーなのだとか。それらが映画という形で
今また広く見られることを「周期がめぐってきたのかな」と喜ぷ。
「自分の作品が映画になるのは大好き」と話し、自らも毎回のように出演
している永井さん。次に映画化を夢見ている作品は「マジンガーZ」だそう
だ。−

話題の(私的に、という事ですが)映画「デビルマン」公開に合わせ、地元
誌が夕刊に掲載した永井豪氏のインタビューである。


Yahoo!ムービー
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&id=319020
みんなのシネマレビュー
http://www.jtnews.jp/cgi-bin/review.cgi?TITLE_NO=8769
CinemaScape−映画批評空間−
http://cinema.intercritique.com/movie.cgi?mid=14986


私は先日の日誌でも明言したとおり
http://d.hatena.ne.jp/km1966/20040927#p3
映画を観に行ってないので、その評価は上記サイトに任せたいと思う。
ファンの声の中でも特に多いのが「永井さん、本当にこれでいいの?」と
いうもの。
このインタビューも、映画に対する不満は一切語られず(まあ企画から
関わっているので当たり前のことだけれど)、笑顔の写真に加えられた
キャプションで「原作を知らない世代に映画を見てもらえてうれしい」と
語っている。
注目すべきは最後のお言葉。「マジンガーZの映画化キボンヌ!」
まあまさかこれまで「実写で」ということは無いと思うが、もし実写化され
たら、とキャスティングを考えるのも秋の夜長の慰みというもの。
 兜甲児======
 弓さやか=====
 ボス=======
 あしゅら男爵====
 Dr.ヘル======
と、箇条書きにしたものの、誰も思い浮かばない。考えてみれば、私は
日本の芸能界にてんで疎い人間だったのだ。
唯一思い浮かんだのが
 マジンガーZ===ジョン・ムウェテ・ムルアカ氏(スタントは川合俊一
・・・あまり面白くないっすね。