手書きの凄み

ネットショップの場合、当然のことながらパソコンのEメールがお客さまとの主たる連絡手段となる。
ともすれば、事務的になってしまいがちなやりとりの中に、何とか「人と人とのふれあい」のような
雰囲気が出せればなあ、と思っているのだが、これはなかなか、難しいことである。
お客さまとの文面通信で「ふれあい感」を追求するなら、やっぱり「手書き」に勝るものはないだ
ろう。
今日私に届いた一通のダイレクトメール。
先日の日記
ねこの日 - いしかわや日誌
で書いた「散髪屋さんの移転案内」なのだが、これが住所も手書きなら文面も手書き。
そしてお店の場所を記した地図は「鉛筆書き」なのである。
これはインパクト大だ。
が、その鉛筆書きの地図にはさらに恐るべき秘密が隠されていた!
どうやら私が住んでいるところからの道順を書いてくれているようなのだ。
すべてのお客さんに向けて、自宅からの地図を描いているのだろう・・・。
ボールペンで書くと修整が大変だし(実際、何度も消しゴムを使った痕が生々しく残っている)
完成した地図を上からなぞる暇まではさすがになかったのだろう。
いただいたはがきを前に「CRMとはなんぞや」を沈思黙考。


いろいろ考えされられることが多かった一日。