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はるなとさくら

−第十六回ツール・ド・のと400―能登半島一周サバイバル・
サイクル2004(ツール・ド・のと400実行委、財団法人日本サイクリ
ング協会、北國新聞社主催)は最終日の二十日、能登島町
たった約七百人が最終ゴールの松任海浜公園に到着した。
選手たちは四百三十キロを走破した充実感を日焼け顔に浮かべ、
ゴールゲートを駆け抜けた。−


能登半島ではこういった公道サイクルレースやトライアスロン
よく行われている。景色が良くて、適度にアップダウンがあって、
そして何よりクルマが少ないことがその理由であろう。


ちょうど私も先週の16、17日とお客さまを連れて奥能登を訪れて
いたこともあり、「風景・人情が励まし」という見出しの文句に
うんうんと頷いてしまった。「超」が付く方向音痴の私は、行く先々
で道を尋ねたのだが(お客さまもいい迷惑である)、皆、過剰とも
いえる親切さで、地図をコピーしてくれたり、身振り手振りを交え
て教えてくれたものである。


そしてもう一つ、小学校6年の頃、同級生3人で
「7泊8日キャンプの旅 能登半島を自転車で一周」
計画を立てたことを懐かしく思い出す。子供だけのキャンプ旅行
など親と担任が許すはずも無く、結局没になった。
大人になった今なら、無念を晴らすことができる、のだろうけど
多分しない。
道中で「胸が躍るような出来事」などそうそう無いことを知って
いるし、どんなトラブルが起きるか予想できてしまうから。
ちょっと寂しいことである。