SP2にアップグレード

先日、自分のPC2台を、ウィンドウズXP SP2にアップグレード。
ネットワーク上のセキュリティ強化のため必須と言われていたので、
早くやらなければ、とは思っていたのだけれど、あちこちで不具合の
話も聞いていたので、やや躊躇していたのだった。
とりあえずスペアマシンのほうから恐る恐るダウンロード開始。接続
環境はフレッツADSLの12Mサービスで、約90MB受け取るのに20分
は掛かっただろうか。マイクロソフトダウンロードサイトはいつも
重く感じるが、彼らはナローバンドのユーザーは「人にあらず」と
思っているようなので仕方が無いか。
と思っていたら、ダウンロードできないユーザーのため全国のPC
ショップ、パソコン誌、そして郵便局でもCD-ROMを配布するのだと
か。多少なりとも人の心は残っていたらしい(笑)。
おっと脱線、次はインストール。スペアマシンはバイオC1という
ルックスだけの低スペック機なので、都合1時間以上掛かった。
再起動後一通りチェックするも、特に異常はなし、一瞬インターネット
に繋がらなかったが、再々起動すると、自然に治った。
これなら大丈夫だろう、ということで、メインマシンも同様にセット
アップ、それから1週間程度経つが、特に不具合無く動いている。


SP2をインストールして表面上、変わったところを一部書き出すと
1 インターネットエクスプローラーで、ポップアップ広告ブロック機能
 が付いた。
2 画像ファイルをWクリックすると、従来windowsビューアで開いたの
 が、マイクロソフトフォトエディターで開くようになった。
3 コントロールパネルに「セキュリティセンター」が追加になった。
4 windowsファイアウォールが標準で「有効」となった。
そう、この「4」が今まで最大のガンであったのだ。
どういう了見か。いままでこれが「無効」となっていたために、ルータ
やセキュリティソフトを使わずネットに接続すると、まず確実にワーム
系に侵入されるというwindowsの致命的欠陥がようやく改善されて
いる(今までこの欠陥のために、知人のPCを何台フォーマットやる
羽目になったことか)。


現在はPC3台、プリンタ2台というミニマムイントラ環境なので、ネット
ワーク周りのトラブルも無く、メンテも軽いものだ。
前職では50台近いPCを管理していたから、アップグレードも泊まりとか
でやってたなあ、と、半ばホッとしつつ、半ば懐かしく思いだす。